陸上自衛隊少年工科学校(現:高等工科学校)への進学を考えてる人へ
久しぶりに陸上自衛隊少年工科学校(以下:少工)の同期に会って来たので最初の投稿として書きます
少工ってなんだ?と思う人は下記のリンクからwikiで見てくれ
まぁ簡単に言うと15才から入れる神奈川県の横須賀にある自衛隊について教育を受けられる学校だね、身分も自衛官だから給料ももらえるし、休暇で地元に帰ったときとか身分もお金もあったから豪遊したり周りが幼く見えたわ!ドャ
なんで自衛隊の学校に行こうと思ったか?
- 給料がもらえるから
- 神奈川にいけるから(地方のど田舎出身だったので)
- 人助けができるから
- 合格通知が来てから地元の公立高校受けるのがだるくなったから
- 行くなら携帯買ってくれるって親が言ったから(ちょろい笑)
まぁ15才なんて周りに影響されまくりで、目立ちたがりだった僕としてはこんな理由で行っちゃったんですよね
少工での日常
もちろんみんな寮生活で14人部屋!プライベートもあったもんじゃなかった
厳しい教官や先輩の愛のムチにより、心も体も鍛えられて。
みるみるうちにみんなムキムキに、、、、
一日のスケジュール
0600 起床,点呼
0610 ~ 0700 間稽古(筋トレ)
0700 ~ 0730 朝食
0750 朝礼
0800 教場へ前進
0815 国旗掲揚
0830 ~ 1200 午前の課業
1200 ~ 1300 昼食、昼休み
1300 ~ 1600 午後の課業
1620 ~ 1800 部活動
1800 ~ 1900 夕食、入浴
1900 ~ 1950 自由時間(靴みがき、アイロン、洗濯等)
1950 ~ 2000 清掃
2010 点呼
2015 ~ 2230 自習(休憩あり)
2230 ~ 2300 消灯準備
2300 消灯
基本は上のような感じだったけど、昼は部活の練習場の清掃だったり、先輩からの指導があったりして自由時間があった記憶があんまないなぁ。。。
少工に行くメリット
- 全国に友達ができた
- 辛い時期を一緒に過ごしたからこそ10年たった今でも仲良し
- 時頭の良い優秀な人に会える
- 少工出身者の絆がある
- この期間を超える出来事は一生ないだろうと思えるくら濃密な時間
- 1日に100回は辞めたいと思うから、忍耐力がつく
- 人に優しくなれる
- ヘリコプターのパイロットになりやすい
- 人生の色々なことを前もって経験できる
- 親を金銭面で助けることができる
少工に行くデメリット
- 女の子と出会いがない(男子校兼外出できない)
- ある意味世間知らず
- 金銭感覚が同世代とずれる
- 自衛隊の道を変更した時にけっこう大変
- プライドが何をするにしても邪魔する
結論
高等工科学校に行くか悩んでる人がいるなら自分は行くことをおすすめしますね、15才の時にこの自分の人生を決めるかのような決断をするのは酷かもしれないけど、途中で辞めたとしても行ったことはその後の人生に置いて間違いなくプラスになる。入校したら間違いなくプライドとかはズタズタになるし周りの優秀な人に出会い人生初の挫折もすることになると思うけど、挫折したところから人生が始まり自分を見直せるのだから!
今は自衛隊は退職したけど、方向転換はいつでもできるのだから悩みに悩んで最良の選択をすることを願います。
親御さんに伝えるのは自衛隊生活は考えることが多いので間違いなく周りより成長し周りの事を考えられる子になります!
こんなに感情をむき出しにできる卒業式は他に無いと思う